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執筆者の写真難波 孝宏

WEBマーケティング3.0→4.0へ

更新日:2023年4月14日

久しくWEBマーケティング3.0がWEB関連企業やマーケティング会社のキーワードや重要な営業ワードになっていますが、未だに日本企業において実質3.0の成功事例と呼べる実績が存在しないのは寂しい限りです。

海外においては、GAFAを中心に海外の先進企業ではすでに3.0から4.0へ移行しつつあるというのに・・・

WEB上で商品の優位性を連呼することによりマーケットシェアを確保できるという幻想に囚われたWEBマーケティング1.0、データから読み取れる個人の嗜好に合わせてニーズを喚起すれば必ず売れる!と血迷って膨大な広告出費を強いられたWEBマーケティング2.0。

ほとんどの日本企業や、そのマーケティングを代行する広告代理店等はWEB先進国において3.0が終了しようとしているこの後に及んでもこの辺りをうろうろしてるように見えて仕方ありません。

高度な仕組みやデータ解析の手法を持ちながら、そこに「心」を組み込むのを忘れてる・・・もしくは意図して数値で報告できる部分のみに執着し、あえて心(精神的な部分)を放棄した現場担当者によって捨て去られてるとしか思えません。

3.0とはマーケティングの目的に「より良い世界」「より平等な未来」つまり、今経営者の合言葉にまでなっているSDGsが基本のマーケティングです。つまり、そこには人々の思いや理想が組み込まれていなければならない訳です。

ところが、どういった事情かわが国ではほとんどの企業がマーケティングとSDGsは全く別物、部署も人材も全く違う扱い。

古くから日本人の深層に刻み込まれた「売る」ということへの罪悪感がそうさせているのかもしれません。

兎にも角にも日本企業は、WEBの導入とともに、アメリカ的な効率重視経営の肯定化とともに元来持っていた商いへの感謝を忘れてしまったようです。

さらに、今提唱されているWEBマーケティング4.0においては、3.0で提唱された「精神的な共感意識」に「個々の思い」まで乗っかってきています。

企業において個々の思いの実現、製品化が企業として満足の行く製品やサービスにつながるというとてもとても理想的な社会提案です。

利益のみを求める株主や自社の利益中心に提案を重ねてくる大手広告代理店に縛られた大企業にはとてもとてもハードルが高く、益々の国際競争威力低下どころか国内の若い世代からもそっぽを向かれそうです。

今こそ、フットワークの軽い中小企業の出番です。中小企業経営者の決断の時です。



知らんけど・・・・・(笑)






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