これまでしつこく「マーケティング4.0」について書いてきましたが、実は既にコトラーにより「マーケテイング5.0」は提唱されています。
実際には我が国のマーケティングにおいて施策に落とし込まれる内容は4.0どころか3.0基準にも満たないケースが数多く見受けられます。
我が国における少子化、高齢化がそういった状況を作ってしまう事は理解できますが、世代交代は必ずやってくるわけです。叱られるのを覚悟で申し上げれば、中高齢者(ミレニアル世代以前)をカスタマーの中心にしか考えられない企業はシルバービジネスにおいても(決済者の世代交代)マイナス成長の道を歩まざるを得ないのではないでしょうか。
マーケティングの概念が大きく変化した3.0→4.0の時とは違い、5.0で提唱されている内容は明確に4.0の進化形に他なりません。
Z世代や、次のα世代がコンシューマ(消費者)の中心になる事によって生まれてくる世代間ギャップ、情報格差、貧富差等による市場にどう働きかけるか・・・・まさにマーケターの腕の見せ所です。
更に、キーワードとなるのは「アジャイルマーケティング」。
つまり、迅速、機敏な商品企画、マーケティング企画、施策の実行力になるという、当然の話ですね。
ただ、大丈夫です!
マーケティング施策の大半はデジタル化、メディアや情報もデジタル化、所謂DX・デジタル活用は同然ですが、それを考え企画するのはAIではなく人です。なぜなら、耳にタコができたと思いますがマーケティングんの中心は人から人への情報伝達、人の心から共感を得るマインドマーケティング施策がど真ん中にいますから。
マーケティングの進化に興味をお持ちの方はぜひ一度読んでみられたらいかがでしょう。
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