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マーケティング5.0
<マーケティング4.0とは?>
近年、世界基準でWEBマーケティングそのものの概念が激しく変化をしてきています。
その中で我が国においては、依然旧来からの概念である「広告→LP→コンバージョン」といった、世界的な概念からすると、2世代も3世代も古いマーケティング手法に終始し、世界標準で意識の進むWEBユーザーとのすれ違いを繰り返している状況です。
ロマンスならすれ違いもいいのですが、マーケティングとなると膨大な機会損失となります。しかも、そこに高額のマーケティングコストロスまで伴って・・・・
今こそ企業も企業内の担当者も立ち止まり、振り返り、現状を真剣に理解すべきで時す。
世界的には既に概念として「WEBマーケティング3.0」から「WEBマーケティング4.0」に移行しようとしてる現在、我が国のWEBマーケティングは2.0...つまり、商品の差別化、価格の優位性を如何に表現し「競合との差別化」なる奇妙な強迫観念に囚われている状況です。
これからコンシューマ中心世代となってゆく、所謂Z世代やミレニアル世代と呼ばれる若い消費者がそんな自己満足的競争意識に共感するでしょうか?
是非、一度現状の施策と結果を目を瞑らず真剣に見直してみませんか?
因みにマーケティング3.0とは、個人個人の価値観を認知し、価値観に基づいた戦略、4.0とはなりたい自分、実現したい自分等「自己実現の欲求」に基づく施策です。つまり、個人個人の価値観の存在を享受した上でそこへの共感を示すとともに、共感を受けるという、マインド優先のマーケティング志向です。
貴社のマーケティング現在地はどの辺りでしょう?
<さらにマーケティング5.0へ!>
何度も書いたように、わが国のマーケットでは、マーケティング4.0どころか未だに3.0も十分に実現できたと言い難い状況です。
それは、マーケティング対象となるコンシューマ郡が未だにミレニアル世代以前だと見る企業が多い事によるものだと考えられます。確かに少子化先進国の我が国では理想的な人口比率から程遠い上部が腫れ上がった楕円形なのも事実です。
しかし、世界では消費の中心がZ世代やその次世代α世代へと移行しつつあり、我が国でも遠からずそうなる事は当然なのです。また、中間管理職マーケター世代から見れば得体の知れない新世代の消費者から目を背けたいという意識は間違いなくあると思います。
しかしコトラーが提唱するマーケティング5.0の基本は、そのコンシューマの世代交代という事実が根底にあるということも真剣に考える必要があります。
世代間による情報技術格差による情報量格差、世代間による消費衝動のギャップ、更にそれらに起因する貧富格差が新たなマーケティング理論の根本になっているのです。
詳細は、「コトラーのマーケティング5.0」を読んでいただければ納得なのですが、概要は大きく変化した4.0の進化形です。
つまり、4.0で提唱された人中心、人の心中心のマーケティングが短期間で更に進化してゆくという内容です。
「アジャイル」というキーワードがその事を明確に表していると思いますが、「迅速」「俊敏」「機敏」に変化してゆくマーケティングが必須となりますがその基本はあくまでもデジタル仲介による「人」への回帰なのです。
人間関係や、信頼関係、共感による商品やサービスへのリーチや購入、紹介が中心のマーケティング。つまり、デジタル口コミをいかに成功させ、コンシューマとの共感関係を構築して行けるかを「考える」事がマーケターの業務内容・・・AIには出来ない事となってくるわけですね。
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