Instagramを中心に、様々なソーシャルメディア(CGM)を活用したマーケティング論が盛んですが、「SNSが今後マーケティング戦略の中心になる。」とか、「いやいや、実際にSNSを活用したマーケティング戦略に成功事例はない。」等と意見の中には真逆の結論が語られたりもしています。
ただ、この議論で軽んじられているのは「誰に」対しての訴求なのか、企業側の規模であったり体制であったり、運用側の「事情」ではないでしょうか?
結論から言うと、私は前者「SNS中心論」を支持しています。と言っても、先にも述べた「誰が誰に?」の条件ありですが、予算も人的リソースも大企業に比べて圧倒的劣勢である中小企業や農家の直販においてこれほど効率的且つ低コストの低リソースのメディアはないと思っています。
勿論、SNSに触れる事のない消費者に対してSNSの有効性を語る事など愚の骨頂だと思っていますが、もしマーケットの中心が20歳代〜50歳代の方々であれば、その70%近くの人々に対してリーチ出来るメディアって他にありましたでしょうか?
更に、20歳代後半〜40歳代前半の女性に至っては、「SNSが購入やサービス利用のきっかけや参考になる」と答えていらっしゃる方は何と80%近くもいらっしゃるというアンケート結果。
こんなメディアが「役に立たない」とおっしゃられる理由としては、
①そもそも上で述べたコンシューマカテゴリーを対象としておられない。
②運用はしているが全くその(SNSの)本質を理解されておられない。
③運用はされているが、やる気のない広告投稿に終始している。
④SNS以外の広告メディアのお仕事に関わっておられる。(笑)
④は冗談としても、上記さん項目にあてはまる運用者、運用代行社は非常に多いのではないでしょうか?
もっといえば、そのズボラ運用を棚に上げて、「インフルエンサー」なる新たな広告媒体に結果を委ねたりしていないでしょうか?
「消費者に影響を与える真のインフルエンサー」には、自社の商品やサービスを一番理解している「自社SNS運用者」その人がなるべきなのです。
言葉はきついですが、SNS運用やSEO施策(対策ではありません)をアウターパートナーに任せるのは、お金に余裕があり物量作戦でお茶を濁せる大企業に任せて、中小企業や農家さんはオーナー自らその活用と結果をイメージしてみませんか?
必ず、他人任せの大企業(中には自ら運用されている超大企業もいらっしゃいますが)に勝てるチャンスが目の前にあります!
・・・・と、煽るだけ煽っておいて、具体的な内容は次回のお楽しみにぃ〜(笑)←昭和
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