マーケターとしての存在を確立し、アピールするにはとてもとても厳しい時代になってきましたね。
前回も書いたように、今までの常識範囲・・・例えばマーケティング2.0で定義付けられたような「商品の優位性」「価格の優位性」などを様々な手法で表現し、所謂「差別化」によるカスタマー"獲得"マーケティングが中々難しくなり、「広告→LP→コンバージョン」といった旧来型マーケティングでは、コストがまったアンバランスになるだけではなく、獲得合戦の末にLTVの下振れ・・・・つまりは高コスト、低LTVという蟻地獄に陥るだけでなく、そういった常識的な手法であればひとが考えるまでもなく、施策や表現方法(デザインやコピーライト)だけでなくLPのコーディングまでAIが無限の提案をしてくれます。
更に困ったこと(?)に、AIは無限の改善提案まで行ってくれます。経験値(の情報)に基づいて・・・・
でもでも、ここが肝心ですが、それってマーケティングやブランディングの改善につながるのでしょうか?確かに人件費やアウトソーシングのコストを削減はしてくれますが、驚くような改善は無理だと思います。
理由は、簡単で決して人の心を掴むマーケティングやブランディングではないからです。
つまり、マーケティング3.0を試行錯誤した上で4.0へ進化してゆく、という理想の進化系ではなく、「失敗を最低限に留める」という後ろ向き施策ではないでしょうか?
では、前向き、進歩的、未来的マーケティングって何?
それは以前にも書いたように、「人として目指すより良い社会」を実現できるマーケティング。
グルッと回って、現在ではまだデジタル数値化できない人の心、感情によって共感を得られる手法であり表現であり施策に違いありません。
つまりは、よく耳にする「共感力」なのです。
共感力って何?
一般的には「共感を得る事のできる力」と思われていますが、共感を得るには自ら共感する力、感情や感動を共有できる力。つまりは、とびっきりの人間性が必要となってきます。
自らを振り返ってみてください。
SNSなどで、面白おかしく拡散される所謂「バズりコンテンツ」とは違う、心からの共感を感じてしまう文章や画像、動画に出会ったことありませんか?
それて、今まで無限に見せられてきた広告的(文字の載った)な投稿画像やアピール動画ですか?絶対違いますよね。自ら共感などできないどころか、無視してしまうような投稿や告知を、ビジネスとなったら何故自ら発信してしまうのですか?
逆に言うと、そういった投稿や発信しか出来ない人に絶対マーケターなど出来ない時代になってきたんだと認識するのがスタートです。
あなたが、感動し共感しやがてファンになってしまうSNS投稿ってどんなのですか?
ん?無い?では、マーケターは諦めて他の職業を極めましょう。AIに負けないように・・・
と言うことで、次回はどんな投稿や動画に多くの人は感動し共感するのか考えてみましょう。
引っ張るなぁ〜・・・そう簡単に教えてたまるか!こちとら仕事だぃ!生粋の関西人が何ゆうてんねん!(爆笑)
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