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執筆者の写真難波 孝宏

企業のホームページって本当に必要?

WEBマーケティングの基本はホームページ。だからそこへの投資は惜しまない・・・・って企業多いですよね。で、出来上がったホームページを見ると、自画自賛、自社称賛情報満載のとびっきりの広告・・・って感じ多くないですか?

そもそもユーザーって企業のホームページを見ることってあるのでしょうか?今時、企業名やサービス名で検索して企業を探し当て、そのホームページをくまなく閲覧し、その企業への理解を深める・・・・・なんて行動されますか?


恐ろしいことに、Z世代ともなると検索サイトを活用して検索するという行動すらほとんどの方がなさらないそうです。Z世代ではないとしても、企業名や、サービス名、商品名を検索することがあったとしても、それって企業のホームページを見たくてですか?おそらく、リクルートや営業目的でない限り検索という行為は、「評価」や「詳細情報」を探しての行為が大半ですよね。つまり、膨大な情報力と自社製品やサービスに関しての自画自賛情報に埋め尽くされた企業ホームページなど誰も必要としていない・・・・と言う結論ですね。


是非一度真剣に深掘りしてみたいのは、ユーザー(コンシューマや企業担当者個人)のweb活用履歴・・・つまり企業情報へのリーチチャンスですね。

当然様々なケースが想定されますが、ダントツで多いのは「ユーザー評価」から。つまりweb版口コミです。


「商品やサービスへの興味→ユーザの評価から候補を絞り込む→そこから関連情報(多くはSNSへの投稿)を#検索→SNS投稿から詳細情報へのLINK」


なんて、行動が想像されますね。実は私もほとんどこういった行動パターンが基本型となります。つまり・・・

①先ずは口コミに取り上げてもらう努力。

②SNSから自社商品やサービスへの遷移構築。

が出来ない場合、候補に残る確率が大きく後退してしまうと言うことですよね。


そこで、よくあるパターンがSNS広告からLPへの誘導や、有料のインフルエンサーを活用して口コミ風タイアップ広告の出稿。

よ〜く考えてみてください。あなた、そんな広告クリック(タップ)しますか?私はしたことは一度もありません。


先にも書いた通り、口コミ(SNS)は広告ツールではなく「共感メディア」です。他の人の書いた記事を読むか読まないかも、「素敵な広告」ではなく、「共感できる投稿」だからです。だからこそ、共感力のない方がいくら他人からの共感を得ようとしても無駄な努力で、共感力(コミュニケーション能力)のある方が、自分だったら絶対共感する!と思える投稿をすればいいだけで、あとは、「絶対自分だったらこういった詳細情報が欲しい!」と思える情報補完ページへリンクできればいいですよね。

ただし、この場合はあくまでも「補完情報」であって、大半の場合はSNS内で解決しちゃいます。共感力あるあなたならこの意味よく分かるはずです。


で、最初に戻ると、企業のホームページってその構成や綺麗さや説得力が必要なのではなく、ユーザーが求める詳細な情報がちゃんと整理されているって事だけが必須条件となるわけです。おまけに閲覧デバイスはほとんどの場合SPとなる訳ですから、過剰なデザインや装飾は迷惑でしかない訳です。そんなことより、SNSを中心にしたユーザーとのタッチポイントや遷移後のニーズを細かく分析する方がずっと有効ですよね。


SEOやHP,LP制作に時間やコストをかけ過ぎている企業様、一度自社のwebマーケティングやブランディングの環境を真のユーザー目線で再検証してみませんか?


ん?これって宣伝?


はい!!!宣伝です!!!(笑)




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